早起き

・・・ん〜寒い

まだ寝てたいのに、寒さで眠りから覚めた

でも目は開けない

・・・あ、布団からはみ出てるやん。そら寒いわぁ

布団の中でモソモソ動きながら、毛布を引っ張る

・・・そういえば今日は抱き枕ちゃんがいてるはず

手探りで抱き枕ちゃんを探すも見当たらない

・・・あれ?トイレかな?

片方の目だけようやくあけて、隣を見るも姿が見えない

窓の外は太陽が見え始めていた


もう少し寝てたいけど、抱き枕ちゃんが気になる

ムクッと起き布団から出る

『さむっ!』

思わず独り言を言ってしまうくらい今朝は寒い

ぺたぺた歩き寝室のドアを開けると、いい匂いがしてきた

匂いに誘われ歩いてに行くと、台所に抱き枕ちゃんが立っていた

・・・もー抱き枕やねんから、僕の隣で寝ててくれんと困るのに

そう言おうと近付いていくと

「あ、おはよう!珍しく早起きだね」

抱き枕ちゃんはおたまを持ってニッコリ

うん。可愛いから許す。

単純な僕はそれだけで機嫌が直った

そのまま隣に立ってると、お椀に一口だけ味噌汁を注いで

「はい」

と渡された

・・・これだけじゃ足らへんよ?

お椀を傾け一気にごくり

『おかわり』

空になったお椀を渡す

「どう?ちょっと甘い?」

・・・あぁ。味見ね

さっきより少し多めに注がれた味噌汁を渡される

今度はちゃんと味わう

・・・これ、ちゃんとダシからとってる

「今度はどう?まだ甘い?」

・・・確かに甘口やけど、これはこれで美味しい

『うまっ!』

「ほんま?よかったー」

嬉しそうに笑って、また鍋の方に向き直した

・・・ねぇ、僕の抱き枕ちゃん。今抱きついてもいいかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい!っていう事でね、調子に乗って今日も妄想

しかも今朝味噌汁の味見してて思いついたという。

味噌汁とかってその家によって味違うよねー

 

明日仕事頑張ったら飲み会だー!

その次は福岡だー!!

未だに準備できてないんだー!!

日帰りだし何とかなるっしょ!!(ヒナティブ気分で!)